若手会会長挨拶

 2019年7月1日より日本海水学会若手会会長を拝命いたしました。市村重俊先生(神奈川工科大学)、石川匡子先生(秋田県立大学)、外輪健一郎先生(京都大学)、松本真和先生(日本大学)、そして山中真也先生(室蘭工業大学)という錚々たる歴代会長の顔ぶれと若手会がこれまでに積み重ねた高い実績を考えると、改めて重責に身が引き締まる思いがいたします。若手会のために精一杯努力させていただきますので何卒よろしくお願い申し上げます。

 私が若手会のイベントに初めて参加したのは2015年の6月に横浜で開催された第15回の若手の集いでした。それからは、言葉では表現できない若手会の不思議な魅力に惹き付けられて深く若手会に関わってきましたが、ようやくその魅力を表現できるようになりつつあります。日本海水学会若手会は年齢制限を設けておりません。その若手会の最大の魅力は、活力があり行動力があふれる「若手メンバー」、若手とは言い難い年齢でありながらもまだまだ若手メンバーに実権を譲りたくないと競り合う「中堅メンバー」、そして気持ちが若々しいことに加えて若手・中堅メンバーよりも?若手会を大事に思い温かく活動を支えてくださる「年配メンバー」のバランスです。そして、年齢層を超えて共通する若手会を大事に思う心が、主義主張が異なってもお互いの意見を尊重する家族のような雰囲気を作り出しています。しかし、ここまで若手会が発展する道のりは決して平坦なものばかりではなく、多くの苦労もあったと聞きます。若手会の発展にご尽力くださった全ての皆様に感謝と敬意を示すべく、これまでの若手会の歩みを下記にまとめます。

 2001年:後藤雅宏先生(九州大学)を世話人として若手の集い(交流会)を開催

 2004年:第4回若手の集いで講演会を開催

 2006年:第6回若手の集いで工場見学会を開催

 2007年:若手会が正式に発足してシンポジウムを開催

 2009年:技術交流ポスターセッションを企画・運営(2014年からは学会本体の企画に変更)

 2010年:学生研究発表会を開催

 2010年:第10回若手の集いを開催

 2014年:海水・生活・化学連携シンポジウムを開催

 2017年:学会誌で特集号「フロンティア研究論文」を企画

 2017年:第4回海水・生活・化学連携シンポジウムで小学生を対象とした理科教室を開催

 2018年:第9回学生研究発表会で企業研究会を開催

 2019年:第10回学生研究発表会で記念講演会を開催

 若手会は2017年に10周年を迎えました。現在は「若手の集い」、「学生研究発表会」、「海水・生活・化学連携シンポジウム」、「企業研究会」、そして「フロンティア研究論文の企画」の5つを軸にして、更なる進化を目指して活発に活動しています。また、学会本体・研究会・西日本支部と連携しながら、若手会の特徴でもある高い行動力を生かして“日本海水学会若手会だからこそできる活動”をこれからも実現してまいります。これからも忌憚のないご意見、ご指導・ご鞭撻を何卒よろしくお願い申し上げます。

 最後になりますが、若手会は新入会員を随時募集しております。上述したように本学会の若手会は年齢制限がございません。「中堅メンバー」や「年配メンバー」からも、若い研究者や学生と一緒に活動することでよい刺激がもらえると好評を頂いております。是非とも皆様のご入会をお待ちしております。

2019年7月
日本海水学会若手会 会長 鈴木 祐麻